6カ月経ったのでJICAボランティアとしての公式な活動計画を立てました

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    Gandhi(ガンディー)@南米エクアドルのコーヒー農園です。

     

    地味な暑さで常に体がだるいですが、何とか生きています。

    ギリギリ耐えられる暑さなので、活動先、自宅には冷房がありません。

     

    小中学校の頃を思い出します。当時は冷房なんてありませんでした。(もしかして今も?)

     

    オフィスワークがしたい。。

     

    さて、先週は活動後6カ月ということで、JICAの調整員が任地に来て、活動状況の確認及び今後の活動の方向性を話し合いました。

     

    ※調整員とは、現地でボランティア事業の雑務を色々こなしてくれるJICAスタッフの事です。この調整員次第で活動のやり易さが変わるらしいです。

     

     

    6カ月で何をやったか?

     

    前回ブログにも書きましたが、目に見える事は何もやっていません。

    色々考えて、できる範囲で行動はしてきたけど、現地の人が認識できる結果は出していません。

     

    参考:

    2017年後半活動まとめ 《エクアドル x 青年海外協力隊 x コーヒー》

    同僚からのGandhiは何もやってない宣告が辛い

     

    一緒に酒飲んだり、踊ったりして現地の人と凄く仲良くなったくらい。

     

    でも、それでいいと思っています。

    調整員も、それでいいと言っていました。

     

    何故なら、まずは現地の人と同じ目線に立たなければ協力隊の仕事はできないからです。

     

    責任も無い、権限も無い、お金も出せない、言葉もうまく話せない、文化も違う。

     

    こんな人が現地人を動かす唯一の方法が絆、信頼じゃないでしょうか。

     

    現地人コミュニティに入り込んだ今、ようやく活動ができる状況になりました。

     

    今後の活動計画

     

    ということで、今後の活動計画を現地人にもしっくりくるように作りました。

    かなり大雑把ではありますが、柔軟性を持たせたということで自分を納得させています。

     

    JICA的には5つのテーマが必要らしいので、以下の5つを策定しました。

     

    1.プロモーション活動

    2.製品品質の向上

    3.営業活動の質の向上

    4.販路開拓

    5.顧客理解

     

    各テーマについて、3つずつアクションプランを立てました。

     

    1.プロモーション活動

     

    A. Facebookや他のSNSを通したプロモーション活動の支援

     

     

    既にCEPROCAFEでは行っていますが、Facebookのファンページを作って、定期更新をしていきます。課題は、定期更新の習慣をどうつけてもらうか。。今のところ、僕が動かないと更新されない状況です。どうやったら、同僚から更新を切り出してもらえる状況を作れるか考えなければ。

     

    B. ホームページを通したプロモーション活動の支援

     

     

    ASPROINCAMではすでにホームページを作成しており、その管理を任されました。まずはGandhi自身がWordpressの使い方を覚え、半年後くらいから技術移転をしていきます。

     

    僕自身が使い方を理解するのは可能だと思いますが、果たして技術移転ができるか。。ちょっと工夫が必要そうです。

     

    C. フェリアでの販売活動の改善

     

    エクアドルでは、フェリア(Feria)と呼ばれる臨時市場が盛んで、各生産組合がフェリアで販売活動を行っています。フェリアって日本語だとマルシェになるのかな。

     

    ただ、行くだけ言って売れても売れなくてもその後何も改善活動をしていないので、毎回そんなに販売できていません。

     

    事前に戦略を考え、事後に反省をするという習慣をつけてもらいたいです。

     

    2.製品品質の向上

     

    A. 生産環境の整備

     

    マナビ県庁の担当者が、“5S”を実施してほしいと言っていたので、“5S”の講習を行います。

    実は良くわかっていないのですが、日本人の常識を以て生産環境を整えればよいかと思っています。

     

    ゴミを捨てないとか、工具は決められた場所に戻す、とか。整理整頓掃除清掃躾。

     

    B. パッケージの改良

     

    正直コーヒーのパッケージはどれも似通っており、おそらく一般消費者はデザインの好き嫌いでしか選べない状況だと考えています。

     

    なので、少しでもお客さんに伝えたい事が分かるようなパッケージを作ってほしい。まずは、伝えたいポイントの整理をして、その内容をパッケージに織り込むようにします。

     

    僕はパッケージのプロではないので、あんまり良いものはできませんが、考え方だけでも活動先に伝わればいいな、と思います。

     

    C. ラインナップの整備

     

    コーヒーの奥深さは、パラメータの多さだと思っています。

    品種だけでなく、乾かし方、実のむき方、焙煎度合い、などによって味が結構変わります。

     

    なので、一つのパターンのみを販売するのは面白くない。

    また、今販売しているパターンがベストとは限らない。

     

    ということで、消費者のニーズに合わせたラインナップを作る作業を手伝いたいと思っています。

    ちょっとハードルが高いので、まだしばらく種まきが必要かと思いますが。。

     

    まずは、一緒にコーヒーのバリエーションについての勉強することからですかね。

     

     

    3.営業活動の質の向上

     

    A. セールストークの作り方を学んでもらう

     

    生産者たちは、自分たちのコーヒーは「品質が良い」と口をそろえて言います。

    で、「何が良いの?」と聞くと、「良いものは良いんだ!」となります。

     

    これじゃあ消費者には響かない。

     

    他のコーヒー豆と比べてどんな特性を持っていて、自分たちはどんな工夫を加えているのか。

     

    ちゃんと説明できるようになってもらいたいです。

     

    そのために、エクアドルの他のコミュニティ開発隊員と共同でセールストークの作り方セミナーの開催を考えてます。

     

    B. 顧客分析の支援

     

    セールストークを作るうえで不可欠なのが、顧客の理解。

     

    自分たちの世界を持っているエクアドルのコーヒー農家の人々。

    シングルオリジンコーヒーを求める客層の生活がイメージできていません

     

    同じエクアドルであっても、首都キトの人々の生活についてはあまり理解していません。

     

    キトは寒いからお昼にもコーヒーを飲む。

    と同僚は言っていましたが、この前キトでタクシー運転手(キト人)に聞いたら「コーヒーは朝と晩に飲む」と言っていました。

     

    別の世界から来たGandhiが少しでも顧客イメージを手伝えればと思います。

     

    C. 競合分析の支援

     

    こちらも、セールストーク作成に必要不可欠。

     

    インスタントを競合とみなすか、他の生産農家を競合とみなすかなかなか考える事は多いですが、それ以前にコーヒー農家の皆さん、自分たちのコーヒーしか飲みません。

     

    それでいて、我々のコーヒーは良いものだと信じているのです。

    おふくろの味が一番うまい!のと同じ感覚で、あまり説得力はありません。

     

    他のコーヒーもちゃんと飲んだうえで、どの特性を勧められるのか、どういった点は改善が必要かを理解してもらいたいです。

     

    まずは、マナビ県の各生産組合同士でコーヒーの飲み比べ会を開きたいと思っています。

     

    4.販路開拓

     

    A. 近場の重要拠点の洗い出しと飛び込み営業

     

      

     

    理想主義者が多いエクアドル人。

    とにかく、輸出がしたい!と言います。

     

    しかし、足元を見たら近隣の街では誰もマナビのコーヒーを飲んでいない。

     

    マンタ、ポルトビエホに住む人々は、美味しいコーヒーはフアンバルデス(Juan Valdez、コロンビア発のコーヒーチェーン)と思って疑わない。

     

    輸出も大事だけど、紹介コストの低い地元にも営業をかけてみたら?という想いです。

     

    第一歩として、マンタの空港には営業をかけに行きました。

    第二弾として、ノボアの商店やレストランにも営業をかけにいきました。

     

    今後も地元へのマナビコーヒー普及活動を続けていきたいです。

     

    あ、、カフェ開くって話もありましたね。。完全に凍結中です。

    期待していた皆様すみません。。土日にあまり自由が無いんです。。

     

    B. Eコマース

     

    時代はEコマースです。

    アマゾンや楽天、アリババ等に代表される、ネット販売の事です。

     

    これなら、田舎にいても簡単に遠くの人たちに販売ができます。

     

    ただ、エクアドルでやろうとするとハードルが高い。。

     

    というのも、国内にEコマースが普及していない。

     

    海外向けの少量輸出はコストがめっちゃ高い。(フルコンテナしか使えないエクアドルの謎ルールのせい)

     

    大手EC会社は登録料がべらぼうに高いし、エクアドルにオフィスが無くて相談に行けない。

     

    なので、こちらは優先度低めです。

    勉強程度に調べて終わりそうな予感です。

     

    C. 輸出業者、輸入業者との関係構築

     

    エクアドルではECよりも、人と人のつながりでレファレンスカスタマー(業界に影響力を持つ顧客)と繋がった方が効率的だと考えています。

     

    なので、輸出業者、輸入業者の人と知り合う機会があれば積極的に出かけていこうと思います。

     

    誰かエクアドルのコーヒーに興味のある商社の人知りませんか?

     

    5.顧客理解

     

    A. 日本文化紹介

     

    コーヒーを好む先進国の例として、日本人を仮想顧客にしたいと思っています。

     

    なので、積極的に日本について紹介していきます。

    これは意図せずとも出来ていることなので、引き続き交流を続けていきます。

     

    B. 異文化理解セミナーを開く

     

    自分たちの世界を持っているエクアドル人。

     

    自分たちの世界がすべてだと思っているエクアドル人。

     

    そんな仲間たちに、「異なる文化とは何か?」を体験してもらいたいと考えています。

     

    京都の老舗企業の海外営業部の皆さんに分かりやすく言うと、「異文化コミュニケーション研修」でやった異なるルールで行うカードゲームのロールプレイングみたいなやつ。

     

    協力隊同期の皆さんに分かりやすく言うと、「バファバファ」みたいなやつ。

     

    をやりたいと思います。

     

    実際、セプロカフェ向けには実施済みで、良い手ごたえでした。

     

    割と簡単にできるので、活動に困っている協力隊の皆様、是非やってみてください。使った資料等送れるので、気になる方はメッセージください。

     

    C. 異文化の人々との交流機会の創出

     

    異文化理解のために最も有効な方法は、実際に触れあうこと。

     

    なので、積極的に他地域の人・日本人・外国人と交流する機会を作りたいと思います。

     

    なんと、これを読んでいる皆様が任地に遊びにくるだけで、そういう機会が作れちゃいます

     

    ボランティアに参加したい皆様、是非遊びに来てください!

     

    まとめ

     

    最後まで読んでいただきありがとうございます。

    自分の記録用としての面もあるため、ちょっと長くなりました。

     

    全部実現させるとなるとかなりの活動量になりそうなので、できる事から手を付けていくというスタイルをとる事になりそうです。

    それぞれに一緒に活動する人を分けて、各担当者がいるときにそのテーマについて活動する、という感じで進めていくイメージです。

     

    とにかく言いたかったのは、皆さんエクアドルのコーヒー農園に遊びに来てください!ということです。

     

    最高の時間を提供いたしますので、時間的・金銭的に余裕のある方は是非旅行しに来てくださいね。

     

     


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