活動第五週目 エクアドルのコーヒー市場とCeprocafeが抱える全5つの課題

0

    こんにちは。Gandhi(ガンディー)@南米エクアドルのコーヒー農園です。

     

    全身虫に刺されて身体がめちゃくちゃ痒いですが、それ以外は元気にやっています。ついに虫取りポットを作る時が来たか。。

     

    数日前に書いた記事が意外と好評だったので、しつこくリンク載せておきます

     

    【番外編】南米エクアドルでネットワークビジネスに勧誘されました 

     

    結構一生懸命書いたので、正直にうれしいです。現役の理系の方は紙とペンをもって験算お願いします。

     

    ちなみに、ブログという形で書いている以上、どの記事もSNS等でのシェアは許可無しでして頂いてOKです。ブログへのコメントも匿名なので、あわせてお気軽にどうぞ。

     

    さて、今週は久々に活動の進捗報告です。

     

    0. 目次

     1. 前回までのあらすじ

     ・コーヒー市場について勉強。

     ・Registro Sanitario(食料品販売許可)の申請。

     ・とっても汚いので衛生観念を身に着けてもらう。

     2. 新たに出た2つの課題

     ・いかに品質を向上させるか

     ・組合職員への労働規則の周知徹底

     3. 改善に向けてのアクション

     4. まとめ

     

    1. 前回までのあらすじ

     

    南米エクアドル、海沿いコスタ地域にある、マナビ県ポルトビエホ市のコーヒー生産組合Ceprocafé(セプロカフェ)で収益改善を図るため、独自ブランドでのコーヒーの販売を進めている。

     

    そのために必要なのは、以下の3点でした。

     

    ・コーヒー市場について勉強。

    ・Registro Sanitario(食料品販売許可)の申請。

    ・とっても汚いので衛生観念を身に着けてもらう。

     

    詳しくは、以前書いたブログ活動第三週 南米エクアドル産コーヒー販売への道【品質x Resitro sanitario x 清掃】参照。

     

    2. 新たに出た2つの課題

     

    上記のアクションリストに加えて、この2週間で、新たに以下の2つの大まかな課題が見えてきました。

     

    ・いかに品質を向上させるか(加工工程で小問題が2つ)

    ・組合職員への労働規則の周知徹底

     

    コーヒーの品質向上についての2つの問題

     

    コーヒーの品質を左右するのは、大きく分けて4つあります。

     

    1つ目が、収穫したコーヒーの実自体の質。

    2つ目が、実から生豆までの加工方法。

    3つ目が、焙煎方法。

    4つ目が、淹れ方。

     

    加工工程の詳細については、以前の過去ブログ活動第二週 コーヒー生産についてまとめる を参照ください。写真付きでまとめてあります。

     

    ちなみに、1つ目と2つ目を「豆の質」としてまとめる人もいますが、生産者目線で見たいため、僕は「実」と「加工方法」で分けます。

     

    このうち、Ceprocaféでは、2つ目の加工と3つ目の焙煎を行います。ただ、現状は加工のみで、焙煎後の最終製品を売るのが目下の目標です。

     

    焙煎までの工程にすることも課題は盛りだくさんだとは思うのですが、この間運営メンバーで現状の問題点の出し合いを行ったところ、加工工程でも2つの問題があることが分かりました。

     

    - 実から種を取り出す機械に石が紛れ、機械にダメージを与えてしまうことがある。

    - 乾燥の工程中に雨が降ると、乾ききらない

     

    ↓実から種を取り出す機械

    IMG_4677.JPG

     

    ↓雨に弱い天日干し

     

    上記二つの問題も、解決に向けて動くことになりました。

     

    問題出し合い会、名付けてLa reunión “KAIZEN”

     

    従業員の労働時間管理についての現状

     

    La reunión “KAIZEN”で出たもう一つの問題、それは労働規則です。

     

    Ceprocaféでは、夜にガードマン役のスタッフが乾燥途中の豆を動物や泥棒から守っています。

    ガードマン役は、他のスタッフが夜帰ってから、朝別のスタッフが来るまで働いています。

     

    しかし、一日の想定労働時間が決まっていて、毎日定額しか支払っていませんでした。

     

    日中労働するスタッフが定時に来て、定時に帰ればいいのですが、そこは南米エクアドル。かなり適当です。

     

    すると、ガードマン役がただ働きしなきゃいけない時間が発生してしまうのです。

    この問題について、ガードマン役から強い抗議意見が出ました。

     

    意見は積極的に言うエクアドルですが、会議の場を設けないと、こういう意見は言いづらいのでしょうか。結果的にLa reunión “KAIZEN”をしてよかったな、と思います。

     

    スタッフの何人かが、「次はいつやるんだ?」って言ってくれているので、またやりたいと思います。

     

    3. 改善に向けてのアクション

     

    問題を整理したところで、次は行動に移します。

    進捗状況は以下の通り。

     

    3−1. コーヒー市場について勉強

     

    とりあえず、ポルトビエホ市内のスーパーマーケットを回って、エクアドル国内で流通しているコーヒー豆について調べました。

     

    サンプル数 20種類

     

    <豆の種類>

    アラビカ 11

    ロブスタ  1

    混合 1

    不明 7

     

    アラビカ種が主流のよう。

    ロブスタの場合、記載が無いこともあると推定されるため、何とも言えませんが。

     

    <金額> ※単位はUSドル

    アラビカ $6-7:7個

         $9-10:3個

         $24 : 1個

     

    ロブスタ $4:1個

    混合 $5:1個

    不明 $3-11:均等に7個点在

     

    アラビカ種は$7、$10、それ以上の3つの価格帯があると考

    えられます。ロブスタは、おそらく$5以下の市場。

     

    Ceprocafeのコーヒーは100%アラビカ種なので、まずは最終価格$7くらいで売って様子みるのが妥当なのかな。

     

    適当なまとめですみません。ちゃんとしたデータが欲しい方は連絡ください。

     

    <産地>

    コロンビア2個

    エクアドル14個

      内訳:Loja 7個

         不明 7個

    不明4個

     

    もはやエクアドル産とコロンビア産しかありません。コロンビア産は$24品を含む高級品。

    エクアドル産では、Loja(ロハ)がメジャーどころ。実際、エクアドルのコーヒーと聞くと、真っ先にこの地名が出てきます。一度Lojaにも視察に行きたい。

     

    ちなみに、Lojaのビルカバンバ(以前このブログにも書いた 長寿で有名なあの町 です)のコーヒーがアマゾンで買えるみたいなので、興味のある人は是非飲んでみてください。

     

    3-2. Registro Sanitario(食料品販売許可)の申請

     

    今週は、マナビ県庁から同僚を呼んで、Registro Sanitarioを通すためにどう設備を整えれば良いか聞きました。

     

    アドバイスをくれるマナビ県庁のインヘニエーロたち。

     

    かなり建物をいじらないといけませんが、ひとまず段取りはつきました。

    コーヒーを販売できるのは、年明けかな。。

     

    3-3. とっても汚いので衛生観念を身に着けてもらう

     

    うれしい変化がありました。

     

    「日本は誰もゴミをポイ捨てしないよ」と伝えて以来、カウンターパートがゴミをポイ捨てしなくなったんです。元々、インヘニエーロ(日本で言う理系の大卒、中国で言う工程師)という事もあって素行は良い方だったのですが、それでも意識を変えてくれたのはうれしいし、有難い。

     

    彼の協力も得ながら、他の人もどんどん変わっていくといいな。

     

    機会を作って、生産組合の加入者みんなに対して環境隊員っぽいことをしようと思います。

     

    3-4. いかに品質を向上させるか

     

    実から種を取り出す機械に石が紛れ、機械にダメージを与えてしまうことがある。

     

     ふるいの購入を検討。

     

    乾燥の工程中に雨が降ると、乾ききらない

     

     ビニール屋根を付けることを検討。来週早速、屋根を持ってるカカオ加工場に視察に行ってきます。

     

    3-5. 組合職員への労働規則の周知徹底

     

    組合長が、早速プランを作ってきてくれました。

    といっても、フォーマットを作って、毎日そこに出勤時刻、退勤時刻を書いてもらうというシンプルなもの。

     

    でも、シンプルな改善が一番強力。コストをかけずに改善できるのが一番なので。

     

    4. まとめ

     

    先週までに、自分の思っていた問題点もカウンターパートに伝えたし、職場の人間からも問題点を聞き取ることができました。取っ掛かりについては上手くできているんじゃないかと思っています。

     

    あとは、予想外にエクアドル人の同僚たちの動きが早いです。これが問題だね、じゃあこうしよう、からの行動が早い。

     

    こんなん状態で県庁の人呼んじゃっていいの?とか、せめてここ考えてからアクション取った方が安全なのでは?と思ってしまいますが、スピード感は大切です。

     

    ちょっと、安直にお金で解決(屋根つけちゃえ、とか、ふるい買っちゃえとか)する傾向があるのが気になりますが。。

     

    このあたりの仕事観や商習慣は、その国その国で違うので、じっくり様子を見ていきたいと思います。

     

    今回は自分の記録用も兼ねてしまったこともあり、長くなってしまいました。

    ここまで読んでくれた人ありがとうございました。

     

     

    当ブログは、「ブログ」という形で書いている以上、SNSでのシェアは許可無しでして頂いてOKです。ブログへのコメントも匿名なので、あわせてお気軽にどうぞ

     


    コメント
    コメントする








       

    スポンサードリンク

    記事を投稿日から探す

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << August 2019 >>

    最近更新した記事

    記事をキーワードから探す

    記事をカテゴリから探す

    archives

    recent comment

    • 同僚からのGandhiは何もやってない宣告が辛い
      Gandhi
    • 同僚からのGandhiは何もやってない宣告が辛い
      Show
    • 飛び込み営業が楽しいエクアドル
      Gandhi
    • 飛び込み営業が楽しいエクアドル
      直哉
    • 謎の職業「インヘニエーロ」とは何か
      Gandhi
    • 謎の職業「インヘニエーロ」とは何か
      田上
    • 2017年後半活動まとめ 《エクアドル x 青年海外協力隊 x コーヒー》
      Gandhi
    • 2017年後半活動まとめ 《エクアドル x 青年海外協力隊 x コーヒー》
      さかな
    • 2017年後半活動まとめ 《エクアドル x 青年海外協力隊 x コーヒー》
      Gandhi
    • 2017年後半活動まとめ 《エクアドル x 青年海外協力隊 x コーヒー》
      さかな

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM