身内が青年海外協力隊参加を決める前に伝えておきたいデメリット7選

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    こんにちは。Gandhi(ガンディー)@南米エクアドルのコーヒー農園です。

     

    僕の知らないうちに、ASPROINCAMのホームページが出来上がっていました。

     

    それがこちら。

    ASPROINCAMホームページ (サーバーがダウンしてるかもしれません。。)

     

    どうやら、大学生が卒業課題として作りに来ていたらしい。

     

    ※エクアドルの学位取得の仕組みについては、過去記事:謎の職業「インヘニエーロ」とは何かをご覧ください。

     

    情報共有をしないエクアドル人。

    そういうものだと分かってはいるものの、ちょっと寂しい気分になります。

     

    そして、大学生が作っただけあって、情報が間違っていたり、SEO対策がなされていなかったりする。そんな経緯で、以後Gandhiがホームページの管理をすることに。。

     

    それはさておき、

     

    以前、青年海外協力隊に参加するメリットを書きましたが、今回はその逆、デメリットについて考えてみたいと思います。

     

    過去記事:

    留学?駐在?世界一周?海外に住みたいなら青年海外協力隊を目指すべき4つの理由

     

    今回はほぼ愚痴みたいな記事になってしまいました。。

     

     

    1. 何もできない時間が結構ある

     

    時間がゆったり流れる途上国では、「え?今これ何の時間?」と感じる場面がたくさんあります。

     

    会議は集合時刻の2時間後にスタートするし、

    バスは毎回違うルートを通るから時間が定まらないし、

    土日に同僚に誘われて、家に遊びに行っても、一人放置されて座っているだけだったり。

     

    おまけに、このような状況が急に起きる。

    安全のためにケータイやパソコンを家に置いていった時に限ってこうなる。

     

    始めのうちは、同僚と無理やり仕事の話をして時間を有意義に使おうと思っていたものの、同僚たちは仕事の話が嫌なのか、急に話題を変えてくるし、しかも別の人に話し出したりする。

     

    僕は悟りました。

    この国では、何もしないことに慣れなければいけない。と。

     

    2年間途上国の田舎でゆっくり過ごす。。

    と聞くとなんだか幸せそうに思いますが、これが結構苦痛。

     

    日本人にとって、時間は大切なもの。

    何か意義のある事をしていないとストレスに感じてしまいます。

     

    2. 日本で働くためのスキルが得られない

     

    企業の駐在員であれば、日本企業の海外法人にはその国のエリート層が揃うため、途上国であってもある程度の仕事はできます。

     

    しかし、青年海外協力隊が一緒に仕事をするのは、途上国の一般人。

     

    仕事に対する感覚がまるで違う。

     

    日本人の時間の感覚で進めようとすると、どうしても抵抗に合う。

     

    仕事効率についての概念がそもそも皆無なので、仕事中はダラダラしている。

    それなのに、8時間職場にいたら一生懸命仕事をしたと思って満足している。

     

    時間感覚が無いから、スケジュールも立てれない。

    昨日決めたスケジュールが、今日には全く新しく更新されている。

     

    こんな環境では、思い描いていた仕事はできず、次第にエクアドル人と一緒にダラダラ仕事するようになってしまう。

     

    日本に帰った後、ちゃんと働けるかとても心配。

     

    3. 現場で求められる仕事内容が想定していた内容と違う

     

    青年海外協力隊の募集は、各個別プロジェクトごとに行われます。これを隊員用語で「要請」と呼んでいます。

     

    JICAが要請書を公開しているので、志願者はその中から選んで応募します。

     

    しかし、その要請書の内容が、実際に現場で求められている内容と違う事が多々あります。

     

    それもそのはず。

     

    要請書の原案は、発展途上国の現地人によって書かれています。

    彼らは、JICAボランティアの役割、どんなボランティアが来るのか正確に理解しているわけではない。

     

    各国に「調整員」と呼ばれるJICA所属の日本人スタッフがいて、その人たちの目を通してJICA本部に出されているものの、それでも調整員は全ての案件を細部まで把握しているわけではない。

     

    しかも、要請の作成から募集、実際にボランティアが参加するまで1年以上かかるので、現地の担当者や政治状況が変わっていて、活動環境が全く変わってしまうこともあり得る。

     

    僕は幸い、「コーヒーの販売支援」という要請に対して、現実も「コーヒーの販売支援」が求められているので良かったですが、同期の中には、「花卉栽培の支援」のはずが「コーヒー農家の収入向上」に変わっていた人など、「要請と違うじゃないか!」という声をチラホラ聞きます。

     

    4. 生活環境が不平等

     

    青年海外協力隊は通常、途上国の一般家庭に住みながら活動します。

     

    住む場所は、受け入れ先が選ぶことになっています。受け入れ先、つまり現地人が選んだ家で生活することになります。

     

    そのため、住居については明確な基準が無く、受け入れ先によって当たりはずれが大きい。

     

    国ごとに住環境が異なるのは当たり前として、同じ国でもかなりのバラツキがあります。

     

    エクアドルでは、ほとんどの隊員の住居には洗濯機がついていますが、僕の家にはありません。なので、毎日おびただしい量の蚊に刺されながら手洗いしています。

     

    他にも、隣人が夜中に爆音で音楽を聴いている、とか、部屋が暑くてたまらない、とか、WIFIがつながらない、とかいう隊員もいます。

     

    JICAはボランティアが来る前の安全確認と家賃交渉まではしてくれますが、それ以降はノータッチ。

     

    家賃が決まった状況でボランティアが住み始めるので、環境改善のために大家と交渉する余地もほとんどありません。

     

    5. 健康的な食生活を送れない

     

    ほとんどの途上国に言えることだと思いますが、食生活が偏っています。

     

    エクアドルで現地の人たちと生活すると、大量の炭水化物、大量の塩分、少々の肉、果物、おびただしい量の砂糖を摂取することになります。

     

    野菜はほぼ食べません。

     

    健康な生活を送りたい人は、企業の駐在員として来るか、先進国に行くべきでしょう。

     

    6. そんなにお金がもらえない

     

    青年海外協力隊はあくまでボランティアなので、仕事の成果に金銭的見返りを求めることができません。

     

    訳の分からない文化的ルールのなかで、いくらがむしゃらに働いても、規定の手当しかもらえません。

     

    手厚い手当で有名なJICAボランティアですが、日本企業の海外駐在員として働く場合と比べると、100倍くらいの金銭所得差があると思います。

     

    7. 死が身近にある

     

    途上国では、日本に比べて死ぬ確率が格段に高いです。

     

    エクアドルは医療事情も日本よりは整っていないし、殺人率も日本の10倍です。

     

    また、交通事故に巻き込まれるリスクも相当あります。

     

    飲酒運転、過労運転、スマホ運転、スピード超過は当たり前です。

     

    それに加えて、道路の舗装状態が悪かったり、シートベルトが壊れていたりするので、ひとたび事故に遭うと大惨事です。

     

    この間、同僚の車で送ってもらっている際、シートベルトを着けようと手をかけると、「Aquí no pasa nada(ここは安全だよ)」と言われシートベルトを着けないよう諭されました。

     

    安全っていうのは、警察が来ないっていう意味なんだよね。。

     

    1ヵ月に死亡事故が2件発生する小さな村にも関わらず、死に対する想像力が欠けています。

     

    その人たちと生活を共にしなければならず、おのずと死ぬ可能性は高くなります。

     

    まとめ

     

    とてもネガティブな内容になってしまいましたが、これもまた現実だと思います。

     

    現在、青年海外協力隊を志している方は、マイナス面を許容できるかも含めて応募をされるのが良いかと思います。

     

    デメリットを沢山書きましたが、今のところ僕は協力隊に参加してよかったと思っています。(これから変わるかもしれませんが。。)

     



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